きまぐれ引きこもりんご80%

スパイダーマンが好き

独り言

スパイダーマン

「スパイダーマン」

大好きな映画なんです。(トビー・マグワイアの方)

アメコミやヒーロー物が特に好きってわけではないのですが、
このスパイダーマンは「私」と「公」の狭間に揺れるさまが実に人間的で面白いんです。

ヒーローたるものは、どうあるべきか?
そこには、まさしく、大国アメリカらしいヒーローイズムが描かれています。

ピーター(スパイダーマン)の育ての親である「おじさん」が言った言葉、

「大いなる力には、大いなる責任が伴う」

まさにザ・アメリカンな言葉ですが、この責任感と、幼馴染の「MJ」に対する恋心の狭間で、ピーターは翻弄されます。
ヒーローとは「私」を捨てた「公」でなければならないと思うのですが、ヒーローと言えども、やはり人間です。ヒーロー業を優先するがゆえに、恋愛や友情、学業やバイトがおざなりになったピーターは、プライベートを犠牲にしてまでヒーローを続けるべきなのか悩みます。

「僕に授けられた力は僕を一生呪い続ける」は、
まさに、そんな彼の心情を表したセリフでした。

スパイダーマン

そうした葛藤に苦しむピーターにかけた「メイおばさん」の言葉が、またとてつもなく素敵なんです。

誰の心の中にもヒーローがいるから
正直に生きられる。強くなれるし、気高くもなれるの。
そして最後には誇りを持って死ねる。
でも、そのためには常に他人のことを考え、
一番欲しいものを諦めなくちゃならないこともある。
自分の夢さえもね。

うん、
これぞまさしく、大国アメリカのヒーローイズム・・・なのですが、
このセリフを見ると、アメリカとの戦争、そして今も世界各地でアメリカが引き起こしている戦争は一体、何なんだと思いますね。

折しも、このスパイダーマンが公開された時期は、その「大いなる力」で911へと繋がるパンドラの箱を開けてしまったアメリカに「大いなる責任」が求められている時期でもありました。
今や世界の警察から手を引きつつあるアメリカ。
いったい「大いなる責任」とやらは、どこへ行ったのでしょうか。